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2017.03.21 Tue

アトピーにステロイドって必要?

ステロイドと言えば、皮膚科にいけばほぼ確実に処方されるものですね。

私は「ステロイドをあまり使いたくないんですが・・」とか言ったら、皮膚科の先生に

「ステロイドなしで、この状態を治すのは不可能です。」と言い切られました。

当時は浸出液は顔以外止まっていて、全身白い粉のような皮膚がめくれてた時期です。

個人的な見解で言うと、確かに使ったほうが良いとは思いますが、使い方は症状と性格などで変えるべきかな、と思います。

※以下の内容は経験による独自の見解のため、個人差も含め、必ず結果を保証するものではないことはご了承ください。

効果

もちろん有効ですが、使い方を間違えると逆効果です。
市販のものもありますが、強さ的には皮膚科で処方されるやつの方が強いです。

少量でも十分効きますが、徐々に量を増やさないと効きづらくなるそうです。(私は少量すぎたのか、そういうことはありませんでした)

注意点

・治す薬ではない

これを間違っているとひどい目に合います。
ステロイドは迫りくる壁を止めているに過ぎないので、その場から逃げない限り延々とステロイドに頼り続けることになります。

一度効果を見てしまうと、次も同じ効果が得られるのでは、と使ってしまうものですが、その考え方は危険です。
なぜなら、ステロイドは炎症を抑えただけで、治したのは自然治癒力の方だからです。

つまり、ステロイドが抑えている間に自然治癒力で回復するくらい元の症状を改善は別途しなければならない、ということです。

・・まぁ言ってしまえばステロイドはリボ払いみたいなもんですね。
分割して1回で払う料が軽くなっただけで、増え続ける借金自体をなんとかしないとどうしようもないのです。

・連続使用をしない(3日連続使用を限度として1~2日空けて使用)

どうするのがベストかは個人差が大きいと思いますが、効果が大きいだけに安心してステロイドに頼りすぎる私みたいなタイプの人は連続使用を抑えた方が良いと思います。

私は少ししか塗らなければ毎日使っても大丈夫なのではないか、と毎日使用してました。
その結果、一進一退を続け、次第にひどくなる頻度が増え、もしかしてこれがステロイドの副作用というものか・・?と気づきました。

ステロイドを完全に辞め、本当にマシになるのかと思いつつ、さらにひどくなるのを我慢して半年ほど耐えて、やっとマシになってきました。

急な脱ステは危険ならしいですが、私はステロイド歴3年程度だったこともあり、やめるなら今しかない、と思いやめることにしました。

それでも症状は、毎日かゆみによる不眠と、全身血まみれなのは当然、歩くのもすごく痛みを伴うほどでした。
そのため、脱ステ自体はオススメせず、最初から使用頻度を決めて計画的に使うことをオススメします。

・塗布するときは患部に触れない

これは非常に大事です。

ステロイドに限ったことではないですが、かすかな刺激が危険です。
そのときは大丈夫でも、数分後にヒリヒリしてきたり、チクチクしてきたりするので、刺激を与えないようにしてください。

薄く伸ばす感じで、絶対に刷り込まないようにしてください。

ステロイドは塗りこまなくても十分効きます。

塗っている最中にどうしても触れた場所がかゆくなる場合がありますが、そのときは指の腹で軽く抑えるようにして耐えましょう・・。

塗ると慢性的にかゆくなる場所であれば、その部分だけ逆にステロイドを塗らないのも手です。

そうすることで、「ここはステロイドを塗ってない」という不安感から自分の力で我慢するように促し、少し我慢できるようになったらステロイドに頼るという手順がオススメです。

実はアトピーは全身に出ることで、絶望感やら、我慢できないかゆみを感じますが、1か所だけなら我慢できないものではありません。
ステロイドに頼らなくても1か所くらいなら意識して我慢しようとすればなんとかなります。

・使用する部位によって吸収率が違う

これもよく覚えておいてください。

場所によって使用頻度を変えたり、量を変えたりが必要です。

吸収率についてはこちらのサイトを参考にしてください。

吸収率の高い部分への使用は注意してください。

ポテ忍の経験談

参考までに脱ステ後の私の使い方は、炎症が発生してそうな吸収率の低い部位(イメージとしては少し温かい傷口)に少量塗っていました。
1部位につき2日くらいで目に見えてよくなるので、基本そこでその部位への使用は中止し、ひどい場合は2日置いて再度挑戦という形を取りました。

吸収率の高い部位は、顔と首が特にひどかったですが、こちらはステロイドを使用しないようにしました。

1か月に1度くらいの頻度で、ひどい部位に2日連続で使用して、経過観察していました。
体とは違って使用するステロイドは強度があまり強くないものです。

その結果、今は歩くことに痛みもなく、かゆみで睡眠が妨げられることもほとんどなくなりました。

まだ頭皮は一般人視点ではひどい状態ですが、それでも以前に比べればかなりよくなりました。

まとめ

ステロイドは非常に優秀なアトピー対策になります。

ですが、使い方を間違えば、非常に危険な慢性アトピーの原因になります。

症状にもよりますが、必ずしも使わなければ治らないものではない、という結論です。

ただし、使い方を間違わなければ確実に早く治ると思います。

個人的な見解でよければコメントいただければ、反応しますので、気軽にコメントしてください!

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